コアの除去は再根管治療をする上で最初に通過すればならない容易ではないステップです.できなければまたそれに失敗すればおそらくほとんどが抜歯もしくは、可能であれば外科的根管治療になります。

下記のような場合、ほとんどの医療機関ではコア除去は不可能なので抜歯しかないと宣言されます。

🔵 
長いメタルコア(金属製)
🔵 スクリューピン(汎用の
金属製の棒状のネジ)
🔵 レジンセメントや複合レジンで接着されている
🔵 ステンレスやニッケル系の硬い
材質である
🔵 ファイバーポストがポストレジンで接着されている
    (最近の保険診療でのファイバーポスト)


どうしてかと言えば
 ―去に多大な時間がかかる
◆ー最圓離螢好が大きい
 除去中に失敗すればほとんどが抜歯となる=医療事故
     
除去中の失敗:
 ❶ドリルの先端のみが接しながら削っていくので、硬い金属(ステンレス、卑
金属(Ni,Co,Cr系)だとドリルの先だけがすぐに切れなくなり、そのまま削り続けると滑って横壁を突き破ってしまう(パーフォレーション)
 ❷除去する器具で根管壁に負担がかかると、歯根破折をおこす(長いポストコアが入っていると側壁が薄くなっているので、除去時にヒビが入りやすい)
 ❸肉眼で根管内を削っていると、深い場所の確認が出来ず(見えないので)当てずっぽうで削る事になりパーフォレーションを起こすか中止となる。ポストの材料がグラスファイバーだと似たような色の象牙質との境界が分かりずらい.それに加えてそれを接着するポストレジンという材料が硬く、色も象牙質と識別が難しいのでマイクロスコープを使用して、除去が成功したとしてもとんでもない時間がかかる。
 ❹ドリルの長さが届かない。ギリギリ届いてもタービンが入り口をふさいでしまい何処を削っているのか、ある種の賭けの様な状況となってしまう.
 ❺除去する機器と器具に大きな負担がかかり、それに対する破損や修理に少なからざる費用がかかる.

保険診療ではこれらのことが担保できないからです

実例:以下の患者さんは土台をとることが不可(NO)と言われて来院されました
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これら全て除去が成功し根管治療も終了しました、外科処置は行なっていません