2011.11.26,27.の日本顕微鏡歯科学会でこの演題名で特別講演しました
今学会を初公開としましたので、今は講演をお聞きになった先生方のみがご存知の新しいコンセプトに基づく療法です。
歯根破折の救済のために私が考えた療法で、垂直性歯根破折以外に根管治療と根管充填、水平性歯根破折、支台築造などに広く応用できるコンセプトです。
このScoopOut & Multi-Fiberpost Technique 再発のない医療を実践するために不可欠なテクニックでもあるのです。再発のない医療のためには感染歯質の徹底的な除去が再前提ですが、軟化感染象牙質だけではなく、感染物質が潜む複雑な根管系(側枝、副根管、イスムス、フィンなど)をことごとく取り除くことが出来れば理想的で言う事はありません。従来の根管治療はいかに根管内の感染源を取り除くかを目標として来ましたがファイルやリーマーと言う根管を削るドリルは円形のため、また根管象牙質を極力残す(補強のために)という考えのために困難でした。また根管内の殺菌や化学的拡大を意図してNaClOやホルマリン系統、抗生剤等の様々な薬物が使用されてきましたが、複雑な根管系及び象牙細管全てを殺菌することは不可能なことでした。それに加えてそれらの薬物によって歯根象牙質の脆弱化をきたし歯根破折のリスクを高めることが問題でした。

しかし同療法はそれを全てクリア出来る唯一のテクニックなのです。そのためには高倍率のマイクロスコープ(30倍以上)と高輝度の光源(キセノン)が不可欠です。

2008年5月に日本歯科評論で発表した治療術式はもうすでに過去のものとなっています。紙媒体の宿命で執筆から日の目を見るまでのタイムラグがあります。その間にも日々進化しているにも関わらずそれが反映されないからです。

 
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このカボチャがこの療法のカギです。講演をお聴きになった先生方は頭に浮かぶと思います
  
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根管充填材(ガッタパーチャ)は全く使用していません。その理由はガッタパーチャという材料はゴムのような弾力性のある材料でゴルフボールの芯材として使われる天然素材です。は100年以上前から使われている根管充填材で現在でも世界中で使用されています。その理由は加熱することにより軟化するので根管内に詰めやすいという事と、再治療する時に取り除きやすいという利便性からです。緊密に詰めやすいということも併せて利点としてうたわれているが、経年的に劣化することは天然素材であれば避け難く根管充填直後の物性の維持は困難である。天然ゴム板が数年経つとひび割れたり裂けたりするのと似通っている。ScoopOut&Multi-Fiberpost 法ではガッタパーチャは全く使用せず、その代わりに経年劣化が最小限のグラスファイバー製の柱(ファイバーポスト)を根尖から歯冠部まで大黒柱の様に貫通させて、接着剤であるスーパーボンドと共に複雑な接着操作によってモノブロックを達成しています。この症例では合計7本のファイバーポストが使用されています。
 
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To be continued・・・Don't miss it


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 ボリュームたっぷりなスイートポテト
     
どうやって食べますか?