2012.02.0507:14
当院にも最新型のCBCT(コーンビーム型CT)が3月に納入されます。
今まで根管の形態や、病巣の範囲、骨内欠損の状態で3次元的に分からなかった部分を知る事が出来るようになります。とても高価な器械ですがより高度な根管治療、歯根破折の治療に欠かせないツールとなるでしょう。今までは"心眼”で見ていた歯根の裏側の病巣や骨欠損の状態が明らかになり治療前の情報が増える事によってより正確な治療と、予後の評価が数値的にできる事と患者さんに説明、情報開示が出来るようになるのは大変大きな事です。
従来はレントゲンの撮影角度を変えて(偏心撮影)撮った写真を頭の中で合成して、3次元的に見る方法をとって来ましたがそれにも限界がありました。
今回のCTの導入は当院の感染予防対策から始まる=どれだけ困難な事でも患者さんのためになる事は全て行う=というスタンスの一環です。
抜歯する事を前提で患者さんを説得するための道具としてCTを”利用する”のではなく、助ける(保存する)ための道具として”活用する”べきだと考えています。CTを持ったからと言って何でも診断出来るかというとそうではありません特に歯根破折は完全に分離しているようなものは通常のレントゲンでも容易ですが、初期から中期のステージはCTだけでは診断は不可能です。
『下手の道具立て』ではなく『上手の道具立て』となれるように今後も研鑽を積んでいきたいと思います。
またCT室の完成と装置の設置が出来ればご紹介します。 



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2012.2.3.この日は今冬最低気温になりました.その時間に起きていなかったために惜しくも撮影出来なかったのですが、この画面の前の時間帯(5時頃)にマイナス26.2℃(!)を記録していました.気象庁が当村で正式に観測を始めてからの最低新記録を達成していたことを後日役場の職員のK.Tさんから聞きました.