以前作製した15ファンクションから進化した19ファンクションのプロトタイプが出来ました(途中経過です)
201301050626234688.png 
15ファンクションを1年近く使って来てそれだけではまだ十分ではないと感じていました。しかし新たな機能を追加する事は結構大変な作業と予測出来たので延び延びになっていました。15Fに4機能を加えました。

Drill.png
drilling中
 2.png
マイクロもお正月です

haisen.png
配線の取り回しとスイッチの改造も苦労しました
       

ScreenSnapz4.png


 

 ScreenSnapz3.png
19Fとは関係ありませんが、4本の超音波ハンドピースのためのホルダーを新年に増設しました.これも必要から生まれました. PL法以来メーカーとして改造は出来なくなりました .という事は自分でやるしかありません 
2013.1.19._1.png                    
2013.1月19日、−25.2℃!
 


19F -  +10F mini                                                           (2013.1.21.)

M2-10F.png

2013012204185013779_1.png 
2週間試用してスイッチの種類、高さ、位置、作動力の改善、機能の振り分けの変更等です.大変使い良くなりました(一見どこが変わったか分からないかもしれません).  しかし・・午後から突然ユニットが下降しなくなったので診療後修理です。その間はユニット側のスイッチで対処しました。分解してみると原因は1台のジョイスティックの4個あるマイクロスイッチの1つが接触不良でした.同型のマイクロスイッチで部品交換をして完了。15Fを製作時から当然いつか修理がある事を想定して設計したのとスペアパーツを常備してあるのですぐに終わりましたこの19ファンクションが故障したら毎日フルに使用しているのでまるで仕事になりませんが、自分自身が製作したものであれば簡単に修理が出来ます。メーカーに頼っていれば早くても1週間はかかるでしょう、自作の所以です。

右のミニサイズのコントロールボックスはM2で使用している10ファンクションminiです。M2のマイクロは電動のフォーカス、ズーム機能が無いので
1.左下のジョイスティックは超音波装置の4本のハンドピースの作動切り替えスイッチ.
2.その上は椅子の上げ下げとバックレストの上げ下げ、の4機能
3.黄色のスイッチはハイビジョンカメラの静止画をキャプチャー
4.右側面に付いている黄色の小さなスイッチは高周波電気メスの作動スイッチです.
15Fを製作した時のプロトタイプの部品を流用したもので,15Fとほぼ同時に作りましたが改善点がまだ有ります.
19Fが故障した時の緊急用としても使える様になっています.
 
201301280757286294.png 撮影のためにドレープを外していますが、通常は必ずドレープして感染防止対策をしています。歯内療法でラバーダムをかけるのは絶対不可欠のはずが、歯内療法学会員でもラバーダムの装着率がかなり悪いという統計が出ています。それと同様、ドレープもしないで直でハンドルを操作するのは・・・・??
顕微鏡歯科学会員でも同様です、ハンドルの握る部分だけに(ということは、それ以外のスイッチなり操作部分には不潔な手で触っているということです)取りあえず申し訳程度のカバーはかぶせてあっても、患者毎に換える訳でもなく1日そのまま(!)というのも見かけた事が有りますが、その医療機関全体の無菌的治療レベル、清潔/不潔観念は推して知るべしです。

今回19ファンクションとなったのはこのハンドルに付いている6個のスイッチで操作する機能を全てフットペダルに移し終えたからです(と言ってもハンドルの機能はそのまま残してあるのでどちらでも操作は出来ます).15ファンクションで不足していたのはキセノンライトの光量アップ&ダウン,ライトのオン&オフでした。この4機能の中で特に光量のアップ&ダウンは倍率を無段階でズームイン、アウトが出来るこのOPMI PROergoならではのしょっちゅう使う必須の機能なのです(電動でズームイン&アウトが出来るのは現在国内ではこの機種だけです)。

どうして必須の機能かと言いますと、倍率を上げると視野が暗くなります。それは光学的に避けられない事なのですが、特に3変倍を使用して30倍超の最大倍率となると、キセノン光源を持ってしても視野が暗くなって来ます。根の中の治療(歯内療法)をしていると、結構倍率を上下します。いつも最大倍率で診療すればいいと思われがちですが最大倍率ばかりでは眼が疲れるのと、どうしても視野がぶれます。一寸した動き、例えばミラーを持つ手とか患者さんの生理的なぶれ、床の振動などが少しでも重なれば撮影にも支障があります。また全体的に見なければならないとか、ミクロではなくマクロなものを見たり撮影したりしなければならない時には倍率を下げなければいけません。必要な時には30倍超を使いそれ以外は10倍くらいまでの間で上下します。それに連動して光量を上げたり下げたりを繰り返します。それを今まではハンドルの黄色のスイッチ2個で手を休めて行っていました。それがフットで出来る様になったのは19Fの最大の進化でした。
           
          2013032004321415818.png

脳外用のマイクロの中には口の辺りにマイクロ側から突き出したスティックを口にくわえて機能を分担させている機種もあるそうです。足は2本しかありませんから、これ以上の機能はフットコントロールでは無理かもしれません。次の20Fのバージョンではそれになっているかもしれません ・・・?