顕微鏡の箱の中に入っていたプレパラート作製用のBalsam
 かちかちに乾涸びていた。標本を埋入する為の松やにのような材料です.
 Balsam.png
           

一緒に入っていたプレパラート、当時作ったもの
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早速Proergoで見てみた.透過光ではないが何とか見る事が出来た。これはあまり記憶にないけれど何か虫の卵らしい. 
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しかし下の画像のプレパラートは
小学生の時、真夏にスズメバチの毒針を恐る恐る引っこ抜いて標本にしたもので、そのプレパラート作製の事はよく覚えている。
しかし顕微鏡で観察したのは何十年ぶりかの再現であった。
その瞬間、当時この画像を見てビックリした記憶がまざまざと甦った。

Zeissを導入してはじめて根管内を覗いた時の驚きと似通った感動を小学生の自分が覚えたのであろう、ここが私のマイクロスコープのRoots だと気付いた・・・                祖父に感謝

               
 毒嚢も付いた分厚い検体のせいで
  カバーグラスがうまく載らず  Balsamがかなり厚く
気泡だらけです、苦労したと想像します 
     
                               
  




 

ところが後日、ほんの好奇心からこれをプラークを見る為の位相差顕微鏡(OLYMPUS BH2)で見てみたところ、驚いた事に何と針の先端付近にもどり
(!!)が付いているではないか、まるでもりか釣り針のように.
このときは近くにいたスタッフに
思わず「見て見て!」とモニターを見せた程興奮してしまった。
毒針を刺した後抜けにくくする為、若しくは抜くときに周囲を傷つけて相手にダメージを与えるように形が進化していると考えられる。当時は見えなかったものが道具の進化でここまで明確に見えるとは・・・その当時には想像すら出来なかった事である
                  (油浸レンズ使用 X10,000/モニター)
                    suzune2_1.png 
中心の管を通って毒液が注入されます. 注射針と同じく斜めにカットされている  いかにも痛そう