[MI(Minimal Intervention) 2002年10月にFDI(国際歯科連盟)によって出された声明に基づいている。う蝕(むし歯)の管理における最小限の介入、即ち、基本的には、出来るだけ歯を削らない事を目指す色々なコンセプトや手法]

流行りのCAD/CAM、セレック、ジルコニア、E-マックス、オールセラミック、ハイブリッドレジンー全てに共通することです.審美のためには歯を大量に削らなければならないことを患者は知らないといけない.

                                                鹿児島大、松村光祐ら.2017−7,GCcircle転載
ScreenSnapz340.jpg
ScreenSnapz338.jpg




色や透明感を本物の歯に近づけて再現するためには白い部分をなるべく厚くしなければなりません。また割れやすいので強度を高めるためにも一定の厚みが必要です。そのために歯質を大量に削除する必要性があるのです。マージン部の幅が必要な理由は、歯の付け根で笑ったときに最も口の外から見える部分でそこが薄いと色調、特に透明感の再現が難しくなるからです。(ディープシャンファー形態とは、その厚みを取るための削り方で、上図のマージン部と記されている歯との接点の部分が丸く分厚い形がそうです。フェザーエッジ形態よりも歯の付け根の削る量が極端に多くなります。
フェザーエッジ型は歯と被せ物(灰色)の接点が下図のように薄く刃物のような形のことです。セラミックやハイブリッドレジンをこのような形にすると色調の再現が不可能、細部の形を精密に再現できないだけでなく、欠けたり割れてしまう危険性があります。

ここで更なる問題は、削除量が多いと有髄歯の場合神経に近くなり冷たい物がしみたりするリスクに加え、最悪、露髄する(神経が出る)危険性が増えることです。それを恐れて、最初から神経がある歯(有髄歯)は避けるとか、あらかじめ神経を取って(😵)から形成するといった報告もあるようです。しかし神経を取った歯(無髄歯)は極端に強度が下がり歯根破折を起こしやすくなります。それに比べてFMC(Full Metal Crown)では、下図のように格段に削除量が少なくて済みます。
ScreenSnapz339.jpg
ScreenSnapz341.jpg


それでは、削除量をなるべく少なくして、
良好なマージンの適合を得られて、
しかも審美性を両立できる方法は無いのでしょうか?
           
🙋‍To be continued ・・・・・・・・・・・・・










ScreenSnapz209.jpg