2014.05.1907:00
昨日(平成26.5.18(日))の読売新聞第一面トップ(!)にこのような記事が掲載されました。このスペースは通常、政治か大事件、ビッグトピックスが占めるところです。
いかに編集部がこの情報の重要性を読者に伝えようとしたのか分かります。ある意味英断と言えます。


 2014051906222825795.png

このような院内感染予防対策はすでに当院では20数年前開業以来多大な投資によって完全にクリアしている事ですが、時々マスコミで問題 にされてきました。しかしなかなかブーム 』には至りませんでした。どうしてでしょうか?「コストが合わない」とよく言われますが、果たしてコストの問題だけでしょうか・・・

参照:
感染予防対策2−切削器具(ハンドピース)の滅菌1

感染予防対策3−切削器具(ハンドピース)の滅菌2&3


 2014051906283825986.png






















後日談:取引先の歯科材料商社に聞いたところによると
この記事が出た翌週から、削る機器(タービン)とそれを滅菌する高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)の引き合いが殺到して、オートクレーブに至っては7月まで入荷の見通しが無いとの事でした。と言うことは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  営業担当者も「70%どころではないと思います」と話していました。

しかし、
今はタービンとドリルだけが問題視されていますが、同じく削る機器であるモーターは近年電動モーターが殆どで、もっと厄介かもしれません。当院が開業以来完全滅菌が可能なエアーモーターにこだわり続けている理由です。

ー後々日談:関係者の最近の情報によると、その後マスコミで騒がれなくなったため(!)に滅菌関係の機械器具の注文のキャンセル(!!)が相次ぎ(メーカーの製造が間に合わなくて納品待ちになっていた商品)、製造しすぎた商品の在庫を抱えて大変だそうです。行ったり来たりで何なんでしょうかこの世界・・・・・・



 5月24日、読売またまた第2弾です
厚労省も今回は看過する事が出来なくなったという事でしょうかまた関連記事が同日の社説として載っています。           
201405271845436320.jpg
                 
  さりげなく,「エイズ感染者数過去最多」の記事と隣合わせです
  しかし、患者は院内感染の予防  が”タービンの滅菌”だけで達成出来るものではないことよく知るべきです。
以前有名な先生のところでオペ見した事が有りました。インプラントのオペの時だけ(?)
手術用ガウンを着ても、最初は良かったけれど器具を落としたら、滅菌グローブで拾い、元の場所に置きました。またオペ中に器具が足りなくなり、アシストがいなかったので血の付いた手で引き出しを開けて器具を取り出しました!!院内の滅菌の環はズタズタでした。設備も建物も立派で、お話もまともな方でしたが・・・・・・
すなわちタービンとドリルだけを騒いでも、見えるところだけを繕っても決して医院全体の滅菌の を完成することは不可能です。個々の医療機関は勿論ですが、上記の調査も2007年(!)から行われているのに、今までマスコミや日本歯科医師会や厚労省で大きく問題視されずに放置されてきたのはどうなのでしょうか?

                                            


                                                                                                To be continued・・・・・・

ScreenSnapz054.jpg